何時も回りを見るように先輩に注意される

今日は舗装の通行止め現場。久々に先輩から注意を受けてしまった。

立ち位置はダンプが出入りしない側、交差点の歩行者・自転車誘導だ。

交差点から切削するので車は通行止めであるが自転車。歩行者は通す事になっている。

規制帯とは反対の30m位先の交差点で別の隊員が通行止めをやっている。私の位置からは見晴らしの悪い交差点である。

私が規制帯の方を少し見ている間に、見晴らしの悪い交差点から自転車が出てきて、切削後の交差点に進入して私の後ろを通過して右折してしまった。若者なのでスピードが出ていた。

要するに私が自転車に気付かずに自転車に通過されてしまったのである。

早速、無線で先輩から注意を受けてしまった。

何時も周りをきょろきょろと注意をしているつもりであったが、わずかの隙に通過されてしまった。

ガードマンは意外と暇そうに見られている場合が多いようであるが、交通誘導の警備員は何時も緊張して仕事をしていないと、事故やクレームにつながってしまうので、意外と大変な仕事である。

景気が悪くなると勤務態度が悪い隊員のせいで得意先を失ったりするケースもあるようだ。得意先が減ると勤務が回ってこなくなる可能性も有るので意外と厳しい先輩ガードマンもいる。

ガードマンの世界は1日勤務に出て何ぼの世界なので得意先が減るのは死活問題でもあるからだ。

ガードマンの心得:何時も周り(四方八方)を見渡し気を抜くな!

 

追記

作業を見るな!歩行者自転車を見よ!

今日の現場はビルの改修工事の警備の仕事であった。「ビルの敷地内と広い歩道の一部にカラーコーンとコーンバーでビルを囲うように規制をして規制内で作業員さんが作業をすると」言う工事である。

時より作業員さんが道具や材料を持って規制の内外へ出入りするので、歩行者や自転車との接触を気をつけなければならないので我々警備員が呼ばれるのである。

監督から「作業は見なくていいから歩行者自転車を見ろ」と注意を受けてしまった。

もう新人ではないので自分としては気を付けていたつもりなのだが、監督の目からは作業を見ているように見えたのだろう?

我々警備業界では「背面警備」と言う。これは作業帯等に背を向け周りを見て「近寄ってくる車や歩行者等に注意して」安全を守ると言う意味である。

新人さんはほぼ99%の人が作業を見ている。私としたことが、襟を正して気合を入れて頑張らねば!

 

追記

クレーン車 通学の列に突っ込む 痛ましい事故だ

クレーン車が登校中の小学生の列に突っ込んで6人を死亡させた事故はとても痛ましい事件だ。
運転者は以前にも事故の経歴があり執行猶予中で、テンカンの持病を隠して運転をしていたそうだ。
我々、交通誘導ガードマンの仕事は多くの現場が道路上の現場なので他人ごととは思えない。業務中にいつ車が突っ込んでくるか分らない。
普通のドライバーは突っ込んでくる事はまず無いが、どんな人が運転しているか分らない、居眠り運転、酒気帯び運転、今回の様な持病持ち、体調が悪く運転中に発作が起きているかも知れまい。気の短いドラーバーもいる。
先輩から教わった事は「車を誘導する時はドラーバーの目を見て誘導しなさい、何処に逃げるか逃げ場を考えておきなさい」と教わった。ドライバーがこちらを見ていなければ停止の合図に応じない可能性も有るし、今回の事故のように突っ込んでくるかもしれない。
常に逃げ道を予測して仕事をしよう!
しかし、今回の子供達の犠牲は可哀そうでならない、二度とあって欲しくない!

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