警備員（交通誘導員）としての心構えは警備員には特別な権限がないということです。制服を着ていても警察の様な権限が無いことを自覚し心がけましょう。
あり方・心得・心がけ
我々、警備員（交通誘導員）は制服を着て交通腕章を付けて誘導灯を持って道路に立つと、何か特別な権限があるかのように勘違いしてしまいがちです。しかし、警察のように特別な権限があるわけではありません。
極端に言うと警備員の誘導に従わなくても道路交通法上の違反行為にはなりません。例えば信号のない交差点の工事で車両誘導した場合、車道の車が無視しても違反にはならないのです。警察の場合には交差点で手信号で誘導していた場合従わないと赤信号を無視したのと同じで違反になります。
しかし、安全に工事を進めるという使命があります。警備員には特別な権限がないことを自覚して常に謙遜と感謝を心がけて仕事をしましょう。これが警備員（交通誘導員）の第一の心構えと自覚であり警備員（交通誘導員）のあり方と心得・心がけです。
最初の新任研修で習う教材には下記のように書いてあります。
警備業法 第１５条 警備業務実施の基本原則
「警備業者及び警備員は、警備業務を行うに当たっては、この法律により特別に権限を与えられているものではない事に留意するとともに、他人の権利及び自由を侵害し、又は個人若しくは団体の正当な活動に干渉してはならない。」
特別な権限が無い事を十分に自覚して、交通誘導する場合でもお願い誘導している事を自覚心がけて仕事をしよう！
自分の身は自分で守る
第二の心構え自覚は自分の安全は自分で守ることでしょうか。交通誘導員が工事車両に轢かれてしまう人がいる。安全を守る仕事の警備員（交通誘導員）が工事車両に轢かれてしまっては困ります。まずは自分の安全を第一に安全確認して交通誘導業務に当たりましょう。これは大切な心構えであり心得です。
その他
さらに警備員としての心構えで大切なことは
遅刻しない 遅刻すると取引先の信用を失います。
口答えしない 小さなクレームも口答えすると大きなクレームとなってしまいます。
言葉は丁寧に 言葉使いでクレームになる場合があります。
常に謙虚な姿勢に心がけましょう！
