信号の時間をみて片側交互通行で流す

 信号機の絡む交差点の片側交互通行は信号の時間を見ながら半分づつ流します。最初に流すのは規制帯のある側で残りの時間で反対側を流します。もし逆に規制帯のない側を先に流してしまうと赤信号で規制帯のある側の車が停止線で止まってしまうと右左折車を通すことができなくなって交通がマヒしてしまいます。やむなく信号無視をして安全確認をして停止線で止まった車を流してしまうこともありますが万が一事故が起きてしまうと警備員の責任が問われることとなります。

 規制帯側を先に流すタイミングとしては交差道路の信号機を見ながら歩行者用緑信号の点滅や交差道路信号が黄色に変わったら右左折車がいないことを確認して合図を取り合いながら通すのがコツです。信号機が緑に変わってから流すのでは時間の無駄になってしまいます。

 信号機の時間は時計を見ている余裕もありませんので私の場合は台数で流しています。最初は3,4台車を流してみて反対側が何台流れるかみて、台数で時間を調節します。大型車が来た時には乗用車2台分でカウントすると大体うまくゆきます。

 片側交互通行ではドライバーさんを長く待たせてしまうと文句を言われてしまいます。そのためには信号が変わっても一台も流れないということがないように神経を使います。青信号で自分が通れなかったとしても何台かでも流れていればあきらめもつくというものです。それでも渋滞になってしまうと文句を言われることはありますが反論しないでダダダダ「申し訳ございません」とお詫びするのも警備員の片側交互通行業務です。

 

カテゴリー: 片側交互通行 パーマリンク