用語解説

片交(かたこう) 片側交互通行の略 片側交互通行とは両側2車線の道路の一車線を工事する場合に工事をしていない一車線を利用して交互に車を通過させる方法である。これをカードマンの世界では”片交””かたこう”と呼ぶ。

規制 道路交通規制の事。道路にカラーコーンやバリケード等を置いて一般車両が入れなくして、道路上で工事を行います。

保安 歩行者誘導や車両誘導等の安全を守る警備業務全般を言う。

保安材 保安の為の器材でカラーコーンやトラバー(コーンバー)バリケード等を言う。

現任 現任研修の事、警備員は半年に1回現任研修を受ける決まりになっている。

隊員 警備会社では警備員のことを隊員と呼びます。隊員に対して隊長もいます。隊長は司令室・管制(内勤者)で隊員に勤務指示等を出す仕事です。

制帽 ビルの中の施設等のガードマンがかぶっている警備員用の帽子のこと。交通誘導でも駐車場、引越し、イベント警備等の時にヘルメットの変わりに制帽をかぶる。

出禁(できん) 現場を出入り禁止になること、現場の監督からとか通行人などからクレームを受けると現場を出入り禁止(出禁)になる。

モール 警笛を繋いでいる紐や鎖の事

白帯革 警備員用の白いベルトの事

パイロン カラーコーンの別の呼び方

出面(でづら) 人数の事。建築現場の朝の朝礼で監督から「今日の出面(でづら)は」と聞かれることがあります。「今日の出面(でづら)は5名です。」って感じです。

 作業員の意。「今は手がいない(少ない)からできない」こんな感じです。

ラフター 資材を吊り上げるクレーン車の別名 ラフター、クレーン、レッカー、ユニックって何?参照

第三者優先誘導 第三者とは工事関係者等以外の一般の人や車両の事をさします。第三者優先誘導とは工事関係車両や作業員よりも一般の人や車を優先して誘導するということです。第三者優先誘導が基本です。

KY 危険予知活動 どんな危険があるかを考えて、どう対応するか等を朝礼前に職長がKY用紙に記入します。稀に監督に「KY活動をしてください」と言われたら朝礼の後に警備員が集まって職長を中心に危険予知のミーティングをします。

新規 新規入場者の事、初めての現場に行くと「新規ですか」と聞かれます。新規の場合は新規入場者カードに記入することになります。新規の場合は早めに上番することをお勧めします。

道路使用許可証 道路工事や道路に工事車両を止めて工事をする場合には道路使用許可証が必要となります。監督から道路使用許可証を持っててと渡されることがあります。「道路使用取ってんのか」等とクレームがあった場合には直ぐに提示できるようにしておかなければなりません。道路使用許可証には時間や規制図、警備員の配置等が記されていますので監督から渡された場合には特に警備員の配置位置を確認する必要があります。

新人さんは専門用語を早く覚えて早くベテランになってください。

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