やってはいけないこと

 警備員がやってはいけないことは誤誘導による事故、あいまいな返答によるクレーム、業務中のスマホ、遅刻、隊員同士の無駄話、警備業務以外の作業の手伝い、守秘義務違反、パーキング車庫入れのバック誘導等、やってはいけないことが色々あります。
 誤誘導による事故は例えば駐車場出口で車にばかり気を取られて自転車を見落としてしまうことも考えられます。警備員さんが合図したから発進したら自転車とぶつかった。やってはいけないことですね。
 業務中のスマホはあまり動きのない通行止めの現場でスマホゲームーをしていて出禁になった隊員もいます。監督が来たのにも気づかなかったようです。「明日から来なくていい。」やってはいけないことですね。
 警備業務以外の作業の手伝いは道路の掃除位は普通に手伝いますが、いかに暇な現場であっても作業の手伝いは警備員の仕事ではありませんしする義務もありません。作業を手伝っている間に万が一事故でもあったらそちらのほうが大変です。これもやってはいけないことです。
 パーキング車庫入れのバック誘導は意外と難しい業務でもあります。停止の合図をしても車はすぐには止まりません。ストップと言って場合によっては1、2m進んでしまいます。その間に脇の車にぶつかってしまいます。警備員の誘導技術というよりもドライバーの運転技術の問題が大きいです。やるとすればオーライは言わないで、「あと1m下がれます」という感じで案内にしておいたほうが無難です。1mと言って2m下がってぶつかったとすればドライバーの運転技術の問題ですから。やってはいけないことというよりもやらないほうが良いです。
 

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