交通誘導の現場の警備員は賞与・ボーナスは通常支給されません。内勤の正社員にはボーナスが支給されているようです。警備員の給料自体が１日なんぼの日当（日給）が週払いされるのでボーナスが月給の２．５か月とかというような計算が成り立ちません。１日の日当が基準ですから、日雇いとは言いませんが雨で中止とか、月の決まった給与が保証されていません。
ただ、会社の業績が良い時にはボーナスというほどではありませんが１万円程度寸志という名目で支給されることがあります。寸志（すんし）、あまり聞きなれない言葉ですが警備会社では賞与（ボーナス）の事を寸志というようです。寸志というのは社長からの心付けという意味合いがあるようです。ボーナス１万円でもないよりはましですが。
警備員は離職率が高いので日当を低く設定してボーナスを出すような給与体系では求人募集すのが難しくなるのではないでしょうか。そんな理由からもボーナスを支給しずらいのではないでしょうか。
しかし、施設警備の場合にはボーナス（賞与）１５万円程度が年に２回支給されているようです。施設警備は日給自体が交通誘導警備よりも５００円程度低く設定されていますので、結局は先にもらうか後からもらうかの違いだけです。施設警備の場合には交通誘導警備よりも離職率が低いので
日当以外にもらえるものは皆勤手当てがあります。私の会社では月に２０日以上勤務すると５０００円の皆勤手当てがもらえます。
警備員は能力給ではなくて時間給です。多くの時間を働いたものが優秀な隊員で報酬も僅かばかり多くなります。
警備員で稼ぐためには休みなく働くしかありません。先輩から聞いた話によると
月に４５日働いたことがあると言っていました。月に４５日勤務とは昼も夜も休みなく働いたってことです。仕事の内容としては夜は建築現場の留守番警備で残業３時間一時間に一回見回りに行くだけの楽な仕事で月に５０万円以上稼いだことがあると言っていましたが、残念ながらこんなラッキーな現場は滅多に回ってきません
