いらなくなる? 需要や必要性 将来性はありますか?

 警備員の将来性についていえばいずれいらなくなる職業ではないと思います。AI・人工知能の普及によていらなくなる職業はあると思いますが、警備員も影響がないとは言えませんが、そういう意味では将来性はあると思います。

いらなくなる仕事ではない 必要性有

 
警備員と言っても1号警備の施設と2号の雑踏交通誘導では違ってきますが、どちらにしても将来性はあると思います。2号の雑踏交通誘導についていえばAI・ロボットが交通誘導するのは今のところ無理だと思います。片側交互通行や歩行者誘導は臨機応変な対応が必要です。当分AIにとってかわられるということはないと思います。1号の施設についても監視するだけならば監視カメラを多数取り付ければ用はたりそうですが。カメラが見ているのと人が見ているのとでは効果が違います。玄関での立哨や巡回で「人が見ている」という抑止効果があります。人が見ていると悪いことはしにくいという抑止効果が働くのでAIではなく人間の警備員の必要性があります。

需要大

需要はどうかと言えば2号の交通誘導で道路工事等は警備員がいなければ仕事になりません。警察署に申請する道路使用許可書も警備員の配置の予定が無ければ許可が出ませんので需要は大いにあります。

人手不足 将来性有

警備員、特に2号の交通誘導と言えば土木作業員の次に人気の無い職業ですのでなくなる仕事どころか人手不足です。土木作業員は最近、ベトナム等の海外からの外国人を多数目にしますが、警備員は今のところ外国人は採用していませんので人手不足です。特に12月から3月までの繁忙期に人手不足は顕著です。ちなみに有効求人倍率と言えば平成28年は7.22倍、一人を7社の警備会社で取り合っている状況です。不足している訳は土木作業員よりは多少まし位で賃金の低さとキツイ等のイメージが悪いからではないでしょうか。しかし、最近では待遇改善もされてきています。会社にもよると思いますが賃金も上がりましたし、有給休暇も取れるようになってきました。社会保険にも加入できるようになってきました。10年前と比較するとだいぶ待遇改善されつつあります。

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