片側交互通行(片交)信号機の有る交差点から

今日の派遣先は水道工事の片側交互通行、信号機の有る交差点から作業帯は最初20m位で規制は50m位。しかし、埋め終わるとアスファルト合材で舗装する前に次の穴を掘って行くので、だんだん規制が伸びて最後は150m位となった。

配置は信号機の交差点側2名、反対側1名、作業帯に1名で4人現場、通行量の少ない道路の片側交互通行なので信号機の変わる時間は青30秒位しかない。

今回のやり方は信号が変わる毎に片側ずつ通すことにした。1回の信号で半分ずつ両側通すには時間が短すぎるからだ。

規制が150m位に伸びてしまうと交差道路の歩行者用信号が点滅してから右左折車が入ってしまうと通過するのに時間がかかり交差点と反対側から発進した車が交差点に来る頃にはすでに赤信号になって道を塞ぐ事になってしまう。

コツとしては、早めに2人がかりで右左折車を止めて青信号に変わるだいぶ前に交差点と反対側の車を発進させ赤信号で止まらないように6,7台で切る。こんな誘導のやり方だ。

信号機からの片交は相方との息が合っていないと赤信号で通行車線を塞いでしまい右左折車が曲がれないで交差道路も渋滞となってしまう。

信号機の交差点での片側交互通行は特に気を使う、警察官は信号機と別の手信号で誘導できるが、我々交通誘導警備員は信号機の信号と別の誘導はできないので信号機に合わせるてするしかない。

新人の頃は信号機の絡む片交で車を流しすぎて先輩に迷惑をかけた事を思い出す。要するに車のすれ違いができないから交通誘導警備員がやってはいけない赤信号で誘導せざるを得なかったと言う事だ。信号機の片側交互通行ができて初めて新人卒業だろうか。

追記) 2011年08月23日
1人で交差点の片交 へとへと
道路工事の現場で1人との事で「カッターとか早く終わるか楽な現場かな?」と期待して上番したがなんと警備員1人で交差点のど真中を切削オーバーレイするとの事。交通量は少ないとは言え4方向の何処かから途切れなく車は来る。おまけに自転車が多い。

通常なら4人の交通誘導警備員を配置しても普通だと思う。最低2人は欲しい。カラーコーンを並べすぎると右左折ができなくなるので間引き規制でこんなやり方で良いのかという感じ、警備員としては反面ずつ施工して欲しいが一気に全面の切削、当然右左折車は段差を踏み越えて切削面を走ることとなる。

4方向から同時に車が来たときには路上で体を張って側道の車を止めて優先道路の一人片交、車と重機に轢かれないように、交差点の真ん中で常に立ち位置を変えながら片交と言うよりは交差点の交通整理という感じ切削が終わりアスファルト合材待ち2回で2時間

職人さんは休憩時間だが、俺は1人でひたすら誘導、段取りが悪い、ダンプ1台で時間だけがかかる。結局、交差点で1人片交4時間 へとへと!終わったら現場を移動して

次はダンプの後ろについて移動しながら、またも1人片側交互通行、移動後は交通量が少なかったので余裕でした。警備員の一日は疲れる。たまにはこんな日もあるか

切削オーバーレイ:ひび割れた舗装を剥がして舗装をし直す工事

追記)2011年12月22日
T字路からの2人片交

今日の現場は道路歩道の舗装工事2人現場通行量はそこそこでバスも通る交差T字路がある道路の片交、警備員が4人欲しいところであるが2人しか呼ばれていないので、我々 交通誘導員2人で裁くしかない、舗装が進んで行ったらT字路の前後で規制を変えて、我々 警備員はT字路を1人で誘導して相方は反対車線を止めることになる。

ユンボの近くに交通誘導員は誰もいない、こんな場合はT字路の誘導員に会わせて反対車線の相方が流す、T字路の走行車線、規制車線、交差車線と順番に車を流す。しかし、1人で走行車線と交差車線を止めて規制車線を流すのはかなりしんどい。幸い、昼は規制を解除して食事が取れたので何とか無事終了。

現場の監督さん「こんな現場は4人呼んでください」と言いたいが仕方が無いか

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