今日は年2回の現任研修

今日は年に2回の現任研修の日だ、警備員は現任研修を前期(4月~9月)、後期(10月~3月)に年2回受ける事になっている。

朝の8時から5時までびっしり教育・研修を受ける事になる。午前中は座学で警備業法、道路交通法や刑法、事故事例等を学ぶ。
午後は眠くなるからか? 外で実技訓練がある。実技は整列から始まる。この日は2列縦隊で整列した。「回れ右」、「右向け右」等の合図に合わせて動く訓練からの始まりである。右向け右の方法足の動き

交通誘導の現任研修なので片側交互通行の訓練やバック誘導の訓練など実技を3時間程する。

最後は座学を5時まで受けて終了である。

研修で特に強調されることは警察と違って「警備員には特別な権限が無い」と言う事である。「特別な権限が無い」というのは、例えば、警察は赤信号を無視した手信号で誘導できるが、我々にはそれはできない。

我々の誘導に強制力は無く、あくまで、お願い誘導とのこと。

例えば、片側交互通行で停止合図を車が無視して止まらなくて、仮に事故が起きても、ドライバーの責任で、無理に止めようとして過去に車に轢かれたケースもあり、無理して止めずに、自分の身の安全は自分で守れと教わっている。

昔、警備員が警察のフリをして犯罪を働いた経歴があったので、我々の立場を明確にするために警備業法ができたそうである。

色々学んだ一日であった。

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